米沢牛とは?


about_yonezawagyu上杉鷹山が開校した興譲館中学に明治4年に英語の教師として招かれたイギリスのチャールズ・ヘンリー・ダラス氏が当時米沢では四足の動物を食べなかったが食しその味わいに感動し任期を終え横浜に帰る際、米沢牛一頭を持ち帰りました。それを食べた外国人達はあまりのおいしさに感嘆し全国に広まって行ったと言われています。

米沢市は四季の変化に富み、夏は真日になる事も多いが熱帯夜になることは少なく冬は真冬日になる事も多いのもきめ細やかな肉質を育てています。

肥沃な土壌と豊かな草資源と生産者のたゆまぬ努力で現在では『日本3大和牛』といわれるようになりました。

伝統の味わいと霜降りのきめ細やかさが『米沢牛』の醍醐味です。

 

米沢牛の定義

下記の条件をすべて満たしたものを米沢牛と認めて、枝肉に証明印を押印する。

  1. 飼育者は置賜三市五町に居住し米沢牛銘柄推進協議会が認定した者であることとし、登録された牛舎において18ヶ月以上継続して飼育されたもの。
  2. 肉牛の種類は、黒毛和種の未経産雌牛又は去勢牛とする。
  3. 米沢牛枝肉市場若しくは東京食肉中央卸売市場に上場されたもの又は米沢市食肉センターでと畜され、社団法人日本食肉格付協会の格付けを受けた枝肉とする。 但し、米沢牛銘柄推進協議会長が認めた共進会、共励会又は研究会に地区を代表して出品したものも同等の扱いとする。
  4. 生後月齢32ヶ月以上のもので社団法人日本食肉格付協会が定める3等級以上の外観並びに肉質及び脂質が優れている枝肉とする。
  5. 山形県の放射性物質全頭検査において放射性物質が「不検出」※であるものとする。

※定量下限値 25Bq/kg 【平成23年12月1日取引分より改定】

※置賜管内の三市五町:米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、飯豊町、白鷹町、小国町にて厳しい定義をクリアしたものだけに米沢牛購買証明書が付けられます。

shoumeishomihon 商標登録 第1457084号